枝野さん、浅い右翼思想を見抜かないと

立憲民主党の枝野代表「リベラルこそが保守」
その通りだと思います。

昭和の自民党は国民みんなが購買力のある一億総中流を実現させ、内需を拡大させて日本を高度成長に乗せました。
当時の最高税率は所得税と住民税を合わせて90%強。
ちなみに今の最高税率は所得税+住民税で55%。

いつ襲ってくるかわからない強大なソ連と対峙する緊張状態の中でも、アメリカの軍拡要求に対して憲法九条を口実に増強を断り、金銭的人的あらゆる資源を、軍事以外の民生品産業に集中させて最強のmade  in Japanを作り上げました。
伝統的に日本の政治はリベラルなのです。

岸元総理の清和会のような軍拡タカ派は自民党本流ではなかったといえます。
ところで気になるのが以下の枝野氏の「保守」認識


壊滅的にみえる「リベラル」は自民党に勝てるのか。枝野幸男氏の答えは…~(HUFFPOST)

——枝野さんは「リベラル」をどう定義していますか。

多様性を認めて、社会的な平等を一定程度の幅で確保するために、政治行政が役割を果たすという考え方です。これは、かつての自民党そのものです。だから、保守とリベラルは対立しないんですよ。

——では、「保守」の定義は。

歴史と伝統を重んじて急激な変化を求めない。積み重ねた物を大事に、ちょっとずつ世の中を良くしていく考え方ですよね。

——枝野さんから見て、今の自民党は「保守」ですか。

安倍さんの自民党は保守ではないですよ。これこそ、革新ですよ。申し訳ないけど(自民党の)安倍さんも(希望の党の)小池さんも保守ではない。

——枝野さんが大事にしたい「保守の伝統」とは。

「和を以て尊しとなす」。まさに日本の歴史と伝統といったときに、一番古い、そして一貫している日本社会の精神です。

「和を以て尊し」だから、多様性を認めているんですよ。日本は数少ない多神教文明ですからね。唯一絶対の価値ではないんです。日本社会は、もともとリベラルなんです。


※2017年10月09日 ~壊滅的にみえる「リベラル」は自民党に勝てるのか。枝野幸男氏の答えは…~(HUFFPOSTより抜粋)

大いに疑問です。「和の精神で多様性を認め合っていた」なんて時代は、いったいいつの時代の話でしょうか?
聖徳太子のその言葉、「和を以て貴しとなす」は、今までのこの国にあまりに、その「和」が無かったから言ったのです。

そして聖徳太子が、そんなありがたいお言葉を言ったところで、その後も、骨肉の争いの壬申の乱という大乱が起き、その勝った天武天皇は古事記の編纂を命じて国を安定した統一国家にしようと努めたにもかかわらず、以降争いの歴史は続きました。

藤原氏は天皇家を揺さぶり続け、武家の争いが起き、源平合戦と続き、あげくは南北朝の争い、応仁の大乱と続いて、次は和の精神の真逆の極致! 戦乱相乱れる戦国時代。

それでもまだ争いは続いて、関が原や大阪の陣。つまりいつの時代も争ってばかりで、安定期すら、パワーバランスがたまたま均衡していたとか、あるいは強大な権力で抑えつけていただけ。国内はいつも緊張しっぱなしです。

江戸時代に安定を見ましたが、あの封建的身分固定制度の抑圧的な安定から 「多様性を認め合った和の精神」 を見て取れるでしょうか? さらには幕末にやっと「公武合体」しただけで、長らく朝廷と幕府の仲は良くありませんでしたし・・・。

日本において国民が団結したのは明治時代から第二次大戦のころまで。しかもその体制下で多様性は弾圧されています。

あの時代は、近代国家が帝国主義の下で、食うか食われるかの野蛮な侵略戦争をしていたため、日本に限らず、プロイセンもナチスもソ連もフランスもイギリスもアメリカも愛国的に団結しており、それを「和」というならば、特に日本特有のことではありません。

「多様性を認め合う和の心」に貫かれた伝統的な日本の保守精神なんてものは歴史上、無いのです。

常に新しい時代に即して、どの国もその姿を変えていきます。そのあり方は常に新しく革新的でダイナミックです。
明治維新も革命的に誕生しました。

日本古来の伝統を守る保守、なんて言われるとたいそう大きなものに見えますが、それは影のような虚像です。
今の保守に人気の故岸信介総理も、そんなものは信じていないと思いますが・・・。常識でしょう? 普通に考えてください。


野党第一党の党首も時代の流行にのまれたかな? 今の保守は、枝野さんがおっしゃる通り、そんなに底が深くないんです。だから私は間もなく馬脚を現して終わると言っているのです。

天皇家が存続したのは、外国のような絶対権力を持った皇帝ではなかったからでは? つまり権力者にとって倒す理由がない。
それでも狙われており、道鏡、足利義満、織田信長・・・・。

2017年10月25日 - 衆院選比例代表の得票数は23日夜、確定した。得票総数は5575万7552票。党派別の得票数は次の通り。 自民党1855万5717票▽立憲民主党1108万4890票。公明もリベラルというなら、さらに上乗せされます。
リベラル支持はこんな状態でも根強い。急造の未知数の党にこれだけ票が集まった事実は自信をもっていい。

前原さんも小池百合子さんも、もっと国民が右傾化していると思ったのでしょう。このブログランキングをみるとそう誤解するかもしれません。しかしそうではなかった。国民は今の政権に何か厭なものを感じており、その数は予想外に多く、リベラルを望んでいた。

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Author:keita
コンサルト会社勤務を経て独立。
執筆ば大手雑誌や小さな新聞にペンネームで記事をたまに。

じっくりと歴史や政治経済のあるべき姿を丁寧に書いていきます。
更新不定期。

過去に10,000部弱の人気メルマガとなったネタもたまに掲載予定。メディア、コンサルタントの視線からもう一度日本の原点回帰の土台になりたいと考えます。

趣味と実益を兼ねたブログにしたいところでしたが、調べると実益はないらしい。

「俺の言ったとおりだろ?」とこのブログを証拠としたい。つまり趣味。

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