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地下鉄サリンと今流行の陰謀論、リベラルの不在の隙間

地下鉄サリン

地下鉄サリン事件が起きた時、人は口々に不思議がった。
「どうしてあんなに学歴の高い頭の良い人たちが、こんな狂気に走ったのか?」


暗記だけ得意なバカっているんだね、という調子になるのはよくある事で、当時もそんな感じだったはず。

今になれば私はわかる。
あの時、地下鉄サリン事件が起きた1995年3月20日以前に、一部の日本人は今までの常識を疑っていたのだ。
ベルリンの壁が崩壊し、共産圏の人々が先を争って西側資本主義陣営に逃げ込んだ1989年11月9日。


その時、共産圏である東側の人々の必死な逃げっぷりが、テレビ画面に映し出され、ドイツ国民は分断の象徴だった、忌まわしきベルリンの壁を、同じドイツ人として東西から共に打ち壊した。

その後、西側に逃げた多くの人が口を破り、秘密に閉ざされた「鉄のカーテン」の内側、秘密警察による監視や処刑の話を語りだした。
秘密のベールに覆われていた、共産国家の明らかな内実が白日のものに晒され、世界はつくづくと共産主義とはロクでもないものだったと思い知ったのである。

その時以来、一部の日本人の中に新聞への疑念がわいた。
それは近代合理主義の結晶であるはずの新聞が、そして日本の東側共産圏との全面講和を主張していたマスメディアが、少し信頼を無くした瞬間だった。

オウムの誕生に『ノストラダムスの大予言』という世紀末滅亡本が原因との指摘があるが、それは認める。大いに認めるが、それに加えて、新聞が主導となってけん引していた、昭和の合理主義体系の崩壊も原因であることを付け加えたい。

(社会党も日本共産党も議会制民主主義の下での政権奪取を目指してはいた。だから一党独裁の恐怖政治を目指していたとは言えないが、過去の紙面を見る限り新聞の論調は東側陣営に大いに好意的であった。それが実は誤報だったのである)



かくして人々の一部は闇にさまよいだした。何が良いのか正義なのかわからない闇に覆われたというのも大げさだが、混沌のような常識の隙間が産まれた。

その人々の一部が宗教に向かった。そして、その宗教とは信じるか信じないかの世界である。
自分が神の姿を見たわけではない。信じたいならそれを見たという人を信じるしかない。神の声を聞いたという人を信じるしかない。そこに検証や疑問という知性の入り込む余地はない。

そういうわけで、考えるほどにわからなくなった一部の知性は、ああ、そんなこともあるかもしれないと、ぶらりとオウムに入ってしまったのだと。

この手の話はユダヤ資本の陰謀とか、UFOもそれである。それがあるのかないのかは検証できない。それを知っているという人に向かって

「何であんたがそんな高度な機密を詳しく知っているのだ?」

とツッコめなければ信じる人も出る。
仮に疑問を持ったとしても、私は偉大だから特殊なんだ、と堂々と言う人にやられてしまえば、もう知性の入る余地はない。

信じる信じないの世界。

たとえば朝日新聞がユダヤの陰謀だとか、神から使わされた救世主が云々など、いうはずがない。
しかし前述のように彼らは信頼を一部無くしていた。

当時のカルトの信者からしてみれば
「何が真実かわからないじゃないか? この世の常識なんてわからないものさ」
というところであろう。
最初は道を説き、人の高貴なることを説きつつ、自己を高めよと無難に誘導し、やがて過激化していった。

とはいえしかし、今の天照大御神がどうこうとかパワースポットとかいうのも、あまりそれと変わらないが・・・。
また一途に信じますか?
検証の不可能なものを?

現代でも多少風変わりなサイトやブログに多くの人が集まっています。
上のランキングをみるとわかる。
人類ってのは大変であり、生きるってのも大変である。
今の日本をもう一度考え直し、作り直そう。

オウム真理党

在日利権

イルミナティ

以上3つは全部同じです。信じるか信じないか。信じるなら抜け出せない。
それは反証不能な世界だから。たとえば、だれもUFOや霊憑依の不存在を立証することはできない。

三浦瑠璃子

この政治学者の三浦瑠璃氏も北朝鮮の工作員について語っていたが、いるかもしれないし、いるような気もするが
「あなたこそがその工作員であり、陰で日本を操る陰謀組織の構成員だな?」といわれたら、この方はどう感じるのだろうか?

少しランキングを拝見。元財務官僚の実務経験からほとばしる丁寧な力説はさすがにジャンル別上位にあり、2位。
では1位はどんなに凄いのか? と開いてみたら“世界征服組織による世界経済破壊の陰謀”の話だった。

オウムも陰謀論を唱えていたはず。人とははそういうもの。

こうしたリベラルの隙間によって、常識と良識の基準が失われた日本では、思想的排外的国粋主義が時とともにどんどん過激になっていく。
今や、「自己責任」の名のもとに弱者を叩くことが、ある人にとっては当然のスタンダードなのである。

                                            ~リベラルの風~ 
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プロフィール

keita

Author:keita
メディア、コンサルト会社勤務を経て独立。
執筆ば大手雑誌や小さな新聞にペンネームで記事をたまに。

じっくりと歴史や政治経済のあるべき姿を丁寧に書いていきます。
更新不定期。

過去に10,000部弱の人気メルマガとなったネタもたまに掲載予定。メディア、コンサルタントの視線からもう一度日本の原点回帰の土台になりたいと考えます。

趣味と実益を兼ねたブログにしたいところでしたが、調べると実益はないらしい。

「俺の言ったとおりだろ?」とこのブログを証拠としたい。つまり趣味。

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